Q. dbSheetではセッションの継続や解放は、どのようなタイミングでおこなっているのですか？

①セッションの取得・解放について

　dbSheetを起動して、ログイン画面からログインした段階で、セッションを取得してサーバーに登録し、実行版をログオフした段階で、解放しています。

②セッションの継続について

　ＩＩＳのデフォルトでは、２０分以上、サーバーに要求がなければ、セッションが切断されます。
　dbSheetの場合、Webサービスを介して、サーバーに要求する命令（SQL実行、テーブル更新、ファイルダウンロードなど）を行う場合には、サーバーへの要求が発行されるため、セッションの継続が行われますが、EXCELの画面側だけで操作していたりWebサービスを介さない処理（コピー、クリアなどのタスクタイプ）の時には、サーバーに要求がいかないため、この時間が２０分以上になると、ＩＩＳ側でセッションが切断されます。
 
　また、途中で、電話が入ったり、緊急の会議、昼食、などで、そのまま席を立って、何も操作しないまま、２０分以上経過することもよくあります。
 
　そのため、dbSheetを立ち上げているときには、セッション切断をなるべく発生させていないために、セッションを継続するためのセッション確認を定期的に行うようにしており、このデフォルトの間隔時間は１５分です。

　dbSheetで作業中にセッションが切断されているときに、Webサービスを介する更新処理などを行なった時には、切断エラーが発生しますが、dbSheetでは自動的に再ログインを行って、新たにセッションを再取得して、処理を継続しています。

③フローティングライセンス時の例外

フローティングライセンスの場合には、ライセンス数を超えた場合には、セッションの再取得ができないため誰かがログオフするか、セッションが切断されるまで、更新処理ができなくなります。