内容

サーバーログビューア※１のログデータ削除は、動作改善に効果がありますか？

※１：　サーバーログビューア（ServerLogViewer）は、dbSheetの製品に添付されています。

　　　　詳細については、製品に添付されている操作マニュアルを参照ください。

Answer

サーバーログビューア（ServerLogViewer）のログデータはシステムDB（dbsdb）に保存されてています。　

このテーブルのサイズが大きくなり、サーバーのディスクを圧迫しますとDBへのアクセスが遅くなり、利用できない状態になるケースがあります。

このような状態の時に、サーバーログビューアのログを削除することにより、改善された事例があります。

《操作手順》サーバーログビューアでは、次の手順によりログデータを削除することができます。

① サーバーログビューア（ServerLogViewer）画面の［保存・バックアップ］メニューから［バックアップ］を選択して、ログデータのバックアップ画面を開きます。

② 「ログをデータベースから削除する」にチェックをいれて［OK］ボタンをクリックします。

　《ログデータのバックアップ画面の説明》

・対象データで指定した日付以前の全てのログデータを削除します（プロジェクトごと指定することはできません）。

・対象データに初期表示される日付は1年前の日付になります。

・上記設定のように、「ログをデータベースから削除する」にチェックを入れることで、ログをバックアップ後に削除します。

・上記設定で「DBSサーバーの既定の場所に保存する」のチェックを外すと、ログをバックアップせずに、削除のみを行います。

　《補足１》

サーバーログビューアのログデータを削除する方法としては、ログバックアップツール※２を利用する方法もあります。

コマンドラインから起動して nn 日以前のデータを削除する機能で、サーバーのタスクスケジューラーに組み込むことにより、自動的にログデータを削除することができます。

《コマンド例》

dbsbackuplog.exe UID=admin1 PWD=xxxxx TODATE=AddMonths(-1) BKFOLDER=C:\work DELETE

※２：　ログバックアップツール（BackupLog）は、dbSheetの製品に添付されています。

　　　　詳細については、製品に添付されている操作マニュアルを参照ください。

　《補足２》

サーバーログビューア（SeveｒLogViewer）のログデータは、システムDB（dbsdb）のテーブルに保存されています。　

システムDBの読み書きに伴って dbsdb のトランザクションログ（dbsdb_1.ldf）も増大します。　

ログデータのバックアップ機能は、トランザクションログを切り捨てて、切り捨てた領域を書込み可能にしますが、トランザクションログのサイズ自体は変わりません。

トランザクションログのファイルサイズ削減は、Microsoft SQL Server Management Studioの dbscコマンドを使用することで可能です。

詳しくは、Q-1402「SQL Serverのトランザクションログ圧縮」の項をご覧ください。