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dbSheetには「プロジェクトのマージ」機能が備わっています。
「プロジェクトのマージ」機能についての概要を説明した後、
開発の運用方法をご紹介します。

《マージ機能の概要》

プロジェクトをマージするモードとしては、下記の２つがあります。

１）　部分マージ、リナンバーなし
２）　プロジェクトの連結、リナンバーあり

「１）　部分マージ、リナンバーなし」でマージすると、
同一の定義No.（メニューNo.、ボタンセットNo.、タスクセットNo.）が存在した場合に
上書きします。
また、取り込む定義No.を指定して、マージすることが可能です。

「２）　プロジェクトの連結、リナンバーあり」でマージすると、
１つ目のプロジェクトの末尾に、２つ目のプロジェクトの定義を単純に追加するため、
同一のdbSheetでは、同一のプロジェクトを複数のメンバーで同時に開発することはできません。
そのため、個々のメンバーが開発した複数のプロジェクトをマージして、
新たなプロジェクトを生成する機能として「プロジェクトのマージ」を提供しています。

定義No.は重複しないようにリナンバー（番号の再割り当て）されます。

《開発の運用方法》

よくある開発の流れ（手順）を紹介します。

［設計者］
　１）開発機能ごとに定義No.（メニューNo.、ボタンセットNo.、タスクセットNo）の
　　　範囲を決める。
　２）開発機能ごとに開発担当を割り振る。
　　　　　↓
［開発担当］（ローカル環境）
　３）開発担当がプロジェクト定義を作成する。
　４）開発担当が各自に割り振られた機能（メニュー、ボタン、タスク）を
　　　プロジェクトに実装する。
　５）単体テストまで終えたら、プロジェクトをマージ担当者に渡す。
　　　　　↓
［マージ担当］（ローカル環境）
　６）マージ担当者は「プロジェクトのマージ」機能を使ってマージする。
　７）マージしたプロジェクトを各開発担当に渡す。
　　　　　↓
［開発担当］（ローカル環境）
　８）各担当者はマージしたプロジェクトを元に結合テストを実施する。
　９）結合テストで不具合があれば、マージしたプロジェクトを元に手順４）に戻る
　　　　　↓
［サーバー管理担当］
　10）完成したプロジェクトをサーバーに登録する。

※最初に定義No.の範囲を決めておくので、マージ担当は常に「１）部分マージ、リナンバーなし」を使用してマージ作業を行います。

※開発機能ごとの割り当て例

［開発機能Ａ］

メニューNo.：100～199を利用ボタンセットNo.：100～199を利用タスクセットNo.：100000～199999 を利用 DB定義：エイリアス「DB_A（名称仮）」を利用 Excel定義：エイリアス「ブックA（名称仮）」を利用

［開発機能B］

メニューNo.：200～299を利用ボタンセットNo.：200～299を利用タスクセットNo.：200000～299999 を利用 DB定義：エイリアス「DB_A（名称仮）」を利用 Excel定義：エイリアス「ブックB（名称仮）」を利用

※補足※
　DB定義/Excel定義のエイリアス名が同一の場合は、
　部分マージ時にマージ元プロジェクトの情報に上書きされます。
　別々のDB/Excelを利用する場合は、
　DB定義/Excel定義でエイリアス名を別々に設定するようにしてください。

Q. １つのプロジェクトを複数人で開発する方法について教えてください。