内容

クライアント側で、dbSheetのサーバー管理画面を開こうとしたら、次のようなエラー画面が表示されます。

考えられる要因

サーバー内部で何らかの障害が発生した結果、クライアント側に具体的なエラーメッセージが通知されず、上記エラーが表示されることがあります。

調査方法としては、次の２つがあります。

　１）dbSheetサーバーからの調査

　２）クライアント側からの調査

　サーバー側にて IIS からサーバー管理画面を表示することにより、具体的なエラーメッセージを

　表示させることができます。そのエラーメッセージをもとに原因の調査を行っていきます。

　手順は下記の通りです。

《手順》

①dbSheetサーバーのサーバーマネージャーを起動して、［ツール］メニューから［インターネットインフォーメーションサービス(IIS) マネージャー］を起動します。

②［サイト］［Default Web Site］［dbsServer］にて右クリックでメニューを表示して、［アプリケーション管理］［参照］を選択すると、サーバー管理画面が表示されます。

③ サーバー管理画面に詳細のエラーが表示されたら、そのエラー内容をもとに調査を行っていきます。

※「サーバー内部に障害が発生中です。」エラーの発生原因として下記が多く見られます。

　　・OutOfMemory　（サーバー側のメモリ不足）

　　・IIS設定の不備

　具体的には、以下のような操作で解消したケースが多く見られます。

　　・アプリケーションプールのリサイクル

　　・IIS再起動

　　・サーバー再起動

　　・移行手順書による再移行

　サーバーの高負荷状態が原因で、接続障害になるケースがあります。

　高負荷状態になる原因はさまざまですが、dbsheetが高負荷状態を引き起こす一因と

　なっていることがあります。

　「サーバー内部に障害が発生中です。」が表示されたのと同じ日時に、dbsheetにログイン

　している人数やSQL文実行数を調べて、関連性を調べます。

　《ログイン数の調査手順》

ServerLogViewer にてサーバーにログインし、［分析］［ログイン数］を開きます。

　《SQL文実行数の調査手順》

［保存・バックアップ］［Excel保存］で Excel に保存して、SQL文実行数を調査することができます。

［保存・バックアップ］［CSV保存］で CSVファイルに保存することもできます。

※ ServerLogViewer はdbsheetのインストールメディアに添付されています。